消耗品のメンテナンスはしっかりと

マウンテンバイクを構成するパーツには実に様々な種類のものがあります。
ハンドル周り、駆動系、タイヤ系、ブレーキ系、変速機系、ワイヤー系・・・細分化していくともっとあります。
そんなパーツの中に、「消耗パーツ」と呼ばれるものがあります。
文字通り、マウンテンバイクを使い込んだり、年月が経つにつれて徐々に消耗していくパーツのことですね。
当然それらのパーツにはそれぞれにある程度の交換の目安というものがあります。
では、いくつかピックアップしてみましょう。
以下の状態になったら速やかに交換するようにしましょうね。

まず、タイヤはサイドやトレッドが硬化してヒビ割れを起こしていたり、ブロックが減って、欠けが目立つようになってしまうとそれは交換時期がきたということですね。
チェーンは、シフトが重くなりスムーズに入らない、プレートの捩れや傷が原因で歯飛びが起こっているとアウトです。
また、プレートの開きやピンのズレが目立ち、新品と比較して10リンクで長さにして2.5ミリ以上伸びていると交換が必要です。
ブレーキシューは、ブロックの溝が確認できないくらい磨耗しているようではいけませんし、 減り方が片寄っている場合も交換しましょう。

この他にもワイヤー類、リム、スポック、ハブ、チューブなど異常がみられた場合は速やかに新品に交換することをおススメします。
常にパーツ類も万全な状態にしておいて充実したマウンテンバイクライフを送りたいものですね。

  


2009年11月04日 Posted by hiroya at 12:30Comments(0)機能

高級車ブランドのマウンテンバイク

フェラーリ・・・というとスポーツカー、高級車ブランドというイメージがあるかと思います。
しかし、このフェラーリ社、実はマウンテンバイクも世に送り出しているんですよ。

「フェラーリ CF3 マウンテンバイクモデル」という名で、フェラーリ社とイタリアの自転車メーカー・コルナゴ社との共同開発によって産声を上げたこのマウンテンバイク。
なんと、生産台数1000台、世界限定999台しか販売されない超希少モデルといって良いものなんです!
あれ?1000台作って999台売る・・・残りの1台は?と疑問がわいたと思います。
残りの1台はモンテゼーモロ・フェラーリ社社長に寄贈されたようです。

ちなみにこのフェラーリのマウンテンバイク、日本での販売割り当ても30台あったようです。
ということは今日本のどこかでフェラーリ製・マウンテンバイクが走っているかもしれませんね。
価格が1台100万円ということで、一般人にはなかなか手を出せない代物ですが・・・。

気になるこのマウンテンバイクのスペックは如何なるものなんでしょうか?
コルナゴ社によって作られたボディは、カーボン製フロントトライアングルを、フェラーリのレッドで彩っています。
リアアームは黒塗りされたアルミニウム製でして、起伏が多い道でショックを吸収できる仕組みになっているといいます。
前後に搭載されているショックアブソーバーは、好みやコース状況に合わせてマウンテンバイクに乗りながらにして調節が可能。
さらにブレーキは、前後共に油圧システムを採用したディスクブレーキという超本格派になっています。
こんなマウンテンバイクに一度でいいから乗ってみたいですよね。

  


2009年11月01日 Posted by hiroya at 17:12Comments(0)ブランド

ヒストリー

マウンテンバイクはもう完全に世間に認知されていると思いますが、マウンテンバイクはいつ、どこで誕生したのでしょうか?
一般的には1970年代の後半に米国カリフォルニア州・サンフランシスコにて、ヒッピーたちが急勾配の山を実用車やビーチクルーザー等で降りてタイムを競った事が始まりと言われています。
カリフォルニアがマウンテンバイクの発祥の地と認識されているのは、マウント・タムで行われていた当時の最大のレースによるところが大きいようです。

初期のビーチクルーザーは決して完成度は高くないもので、「クランカー(がらくた)」「リパック」とも呼ばれていたそうです。
それはともかく、その地域の自転車好きの人には新しい自転車遊びとして浸透していきました。
そしてこの改造を施したクルーザーですが、急降下にも確実な操作を行えるようと、オートバイ用の制動力の強いドラムブレーキハブを使用したりしたとのことです。
また、ツーリング用の自転車であるランドナーの変速機やトリプルクランクを装備していたともされています。

やがて、1981年にスペシャライズドが世に送り出した「スタンプジャンパー」がマウンテンバイクを全世界に定着させる大きな役割を果たすこととなりました。
初めて量産製造が実現したこのマウンテンバイクは新ジャンルの自転車として瞬く間に全米に広がり、さらに世界中にまで広まることになったのです。

自転車として果たしたマウンテンバイクの役割は非常に大きいものがあります。
発展途上国ではこれまでのロードスタータイプの自転車のタイヤ規格に代わり、マウンテンバイクの規格が普及しつつあり、さらにマウンテンバイク本体自体も浸透しつつあるようです。
また、先進国では、過去にロードスタータイプの自転車に求められていたことにマウンテンバイクが活用されているのです。
加えて、技術的な面でもマウンテンバイク競技で得た技術がロードバイクなどに生かされ、自転車競技全体に新たな刺激を与えた要素は多いんですよね。
このようなことから、マウンテンバイクはもはや自転車のワールドスタンダードとなりつつあると言っていいんじゃないですかね

今日もふんどし締め直して行くぞ。  


2009年10月28日 Posted by hiroya at 20:18Comments(0)基礎知識

タイヤを交換する

マウンテンバイクのタイヤ交換・・・皆さんは正しくスムーズに行えているのでしょうか?
「初めてタイヤ交換するけど、イマイチやり方がわからない」という方はいませんか?

マウンテンバイクのタイヤ交換に必要な道具は、フロアーポンプ(携帯用ポンプでも構いません)、タイヤレバー、交換用のタイヤ、交換用のチューブです。
それでは具体的にタイヤ交換の流れを追ってみましょう。

ますは、タイヤを外します。
バルブのナット等をすべて外し、タイヤレバーを差し込んで片方のタイヤビードを車輪から取り外し、レバーをスポークにとめます。
今度は二本目のタイヤレバーを差し込み、タイヤビードを外し、スポークに止めましょう。
一本目のタイヤレバーを抜き、二本目のタイヤレバーの先に差し・・・といった操作を何度か繰り返し、ある程度タイヤを外し終わったら、レバーを使用せず指を差し込み外します。
しして、タイヤの片側を外して、バルブの部分を残した状態で、チューブを取り出してください。
最後に残った方のタイヤをコネるようにして外せばOKです。

続いて、タイヤを装着します。
チューブのバルブを車輪の穴に通し、片方のタイヤビードを全て車輪にはめてください。
そして、チューブをタイヤの中に入れ、残った方のタイヤビードをバルブの反対から順番にはめていきます。
次にチューブがタイヤビードの車輪の間に挟まれない様に、バルブを上下方向に動かして調整しましょう。

あと一息です。
バルブのナット空気を少し入れ、タイヤが車輪に均等に納まっているか、を確認します。
均等でない場合は、一回空気を抜いて、手で揉んでやり直してください。
最後に、空気を充分入れて、キャップをしめて終了です。

  


2009年10月25日 Posted by hiroya at 17:50Comments(0)乗り方

高価であるほど軽い

天気の良い休日などはマウンテンバイクでツーリングにでも行きたくなりますよね。
では、ツーリングに適したマウンテンバイクというものにはどのようなものがあるのでしょうか。
2つ挙げてみましたのでよろしければ参考にしてみてくださいね。

まず、リジットバイクというサスペンションが付いていないバイクです。
リジットフォークで、基本的には長期のツーリングに適していると思います。
何故かといいますと、このタイプならばダボが前後に付いて、キャリアがしっかり付けられるからです。
最近、サスペンションが付くバイクばかりになってしまい、初心者はサスが付いているバイクに乗ることが多くなってしまいましたが。
しかし、現在はリジットフォークタイプのものを探すのが大変なんですよね。
自転車ショップに相談してみるのも良いですね。
ただ、スーパーなどで売られている2~3万円のものは、輪行が非常に不便なので避けたほうが良いです。
ダートを走れませんしね。

もうひとつは、前サスペンション付きのものです。
サスがつく自転車は増加しており、しかも10万円を切るバイクにも付くようになっています。
低価格でサスペンションが付いているタイプは低コストな分、パーツは貧相なものを使用し、さらにサスも性能が悪いし重いんですよ。
また、フレームもそんなにいいものを使っていないのでさらに重いです。
要は中途半端なわけですね。
価格にして5~6万円以上からのものがツーリング向きだと私は思います。
ただ、前にサスが付いているということは、ダボがないわけですから今度はキャリアが付けられません。
購入する際に、後ろにキャリアが付けられるダボがあるかを確認しましょう。
高価であるほど軽いですし、パーツも良いです。


  


2009年10月22日 Posted by hiroya at 22:45Comments(0)機能